「ブックオフなのに本ねーじゃん」は現実だった?2026年、黄色い看板の裏で起きている“本棚消失”のリアル
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この変化は、決して行き当たりばったりの迷走ではない。背景にあるのは、冷徹なまでのビジネスモデルの転換だ。出版不況が叫ばれて久しい中、紙の書籍の市場規模は縮小の一途を辿っている。一方で、トレカやホビー、ブランド品のリユース市場は右肩上がりで成長を続けており、特にトレカは世界的な投機対象としても注目を集めるほどの熱狂ぶりだ。
店舗運営の観点から見ても、本とトレカでは「面積あたりの収益性(坪単価)」が桁違いに異なる。1冊110円の文庫本を売るスペースがあれば、数万円の価値があるレアカードを何枚も展示できる。買い取り時の利益率も高く、回転率も早い。経営陣にとって、限られた店舗スペースをどちらに割くべきかは、火を見るより明らかだったのだ。