バッハ名曲がなぜ?『小フーガハゲ短調』の元ネタと替え歌の真相

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『小フーガハゲ短調』のベースとなっているのは、ドイツのバロック音楽を代表する作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハが1705年〜1708年頃(ヴァイマル時代)に作曲したとされるオルガン曲『小フーガ ト短調(BWV578)』です。

クラシック音楽において「フーガ」とは、1つの主題(テーマ)が異なる声部で次々と模倣・反復されながら複雑に絡み合っていく対位法形式を指します。バッハはト短調の哀愁漂う美しい主題を用い、4つの声部が完璧な調和を奏でる傑作を構築しました。同じト短調で書かれた大規模な『幻想曲とフーガ ト短調(BWV542)』と区別するため、親しみを込めて「小フーガ」と呼ばれています。

学校教育の音楽鑑賞教材としても定番中の定番であり、日本人ならほぼ誰もが冒頭の「ソ・レ・シ♭・ラ・ソ・シ♭・ラ・ソ・ファ♯・ソ・レ…」という特徴的な単旋律を聴いた記憶があるはずです。このあまりにも有名な主題こそが、稀代の替え歌へと変貌を遂げる舞台装置となりました。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。