【2026年最新】「甲斐性なし」の定義が激変?単なる経済力不足にとどまらない現代夫婦のリアル
語源を紐解くと、「甲斐性(かいしょう)」とは、頼もしさや頼りがい、物事をやり遂げる能力、あるいは家庭を養う資質を指す言葉だった。江戸時代から昭和期に至るまで、男性が一家の経済的基盤を一手に引き受けることが徳とされた時代において、稼ぎが悪い男性や決断力に欠ける男性に対して「甲斐性なし」という厳しい烙印が押されてきた歴史がある。
当時の社会構造では、女性が経済的独立を果たす道が限られていたため、男性の「甲斐性」はそのまま家族の生存と直結していた。そのため、この言葉には単なる能力評価を超えた、家父長制社会における男らしさの倫理規範という側面が強く刻み込まれていたのだ。