【2026年現場取材】年間400万件が殺到する警視庁遺失物センターの今 スマートタグとAiが変えた「落とし物」追跡のリアル

【2026年現場取材】年間400万件が殺到する警視庁遺失物センターの今 スマートタグとAiが変えた「落とし物」追跡のリアルの見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

AirTagやTileといったスマートタグ(位置情報追跡ペンダント)の普及は、落とし物の発見率を高めた一方で、現場に新たな混乱を巻き起こしている。「スマホアプリ上では警視庁遺失物センターの建物内を指しているのに、すぐ窓口で受け取れない」という市民からの問い合わせが激増しているのだ。

警察の保管手順では、各警察署から遺失物センターへ送致された品物は、まず開封・検品・データベース登録という一連の検収プロセスを経なければ返還手続きに入れない。アプリ上で位置がピンポイントで表示されていても、登録作業が完了していない段階では物品の物理的特定が不可能なためだ。デジタル上の「見えている」感覚と、公的機関の「管理手続き」の間にあるタイムラグが、新たなストレスを生んでいる。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。