生理前の体重増加は何キロまで?急に太る決定打と自然に戻すリセット術
一方で、生理前だからといって無防備に過ごしたり、誤った対処法をとることで、本来なら戻るはずの体重が本当に脂肪として定着してしまうケースも存在します。ネット上でまことしやかに囁かれている噂と、医学的な実態のギャップを検証していきましょう。
誤解1:むくむからといって「水分摂取を減らす」のは逆効果
「体が水分を溜め込んでいるなら、水を飲む量を減らせば増えないのではないか」と考え、水分補給を控える人がいます。これは最も危険な誤解です。人間の体は脱水状態を感知すると、生命維持のために抗利尿ホルモンを過剰に分泌させ、さらに強固に水分を閉じ込めようとします。水分不足は血液循環を悪化させ、かえってむくみを重症化させる主因となります。
誤解2:増えた体重を落とそうと「過激な食事制限・ハードな有酸素運動」を行う
生理前の生理前体重減らない原因の筆頭に挙げられるのが、この時期の無理なダイエットです。黄体期はもともと自律神経が不安定で、ストレスホルモンであるコルチゾールが分泌されやすい状態にあります。ここで極端な糖質制限や激しい運動を課すと、身体は極度の飢餓・生命危機シグナルを発し、基礎代謝を落として脂肪を死守しようとします。さらにコルチゾールは体内に水分を保持する作用があるため、努力すればするほど体重計の数字がピクリとも動かなくなるという泥沼に陥るのです。
誤解3:生理が始まった初日にすぐ戻ると思い込んでいる
「生理が始まったのに体重が減らない」と焦る人がいますが、経血が始まった初日はまだ骨盤内の鬱血が強く、プロゲステロンの影響も完全には抜けていません。循環が正常化し、不要な水分が腎臓から尿として排出されるまでには、生理開始から48〜72時間程度のタイムラグがあるのが一般的です。初日の数値に落胆する必要は全くありません。