塩水うにの正しい食べ方と水切り完全版!水洗い厳禁の理由と黄金比

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塩水うにの扱いで最も技術を要するのが、身を一切崩さずに塩水だけを完全に分離する工程です。流通しているパックには、内部にスノコ(水切り中蓋)が内蔵された「二重構造タイプ」と、平らなトレーにそのまま浮かべられた「従来型パック」の2種類が存在します。それぞれの手順を熟知しておくことで、身崩れゼロの完璧な状態を実現できます。

まずスノコ付きパックの場合、外装フィルムを剥がしたあと、中蓋の四隅やつまみをゆっくりと均等に引き上げます。急激に持ち上げると水圧でウニのトゲ状の身が引っかかり、ちぎれる原因となるため、「静かに垂直に引き上げる」所作を意識してください。引き上げた中蓋をそのまま斜めに傾けて外枠に引っ掛けるか、付属のスタンドにセットすることで自然な水切りが可能です。

スノコが内蔵されていないタイプの場合は、キッチンにある道具を使った「ザル水切り」を実施します。以下の手順に沿って作業を進めてください。

  1. 深めのボウルの上に、目の細かいステンレス製またはプラスチック製の丸ザルを重ねる。
  2. パックのフタを静かに開け、パックごと極めて低い位置からザルへ流し込む(高所から落とすと衝撃で身が潰れます)。
  3. ザルを激しく揺すったり、箸やスプーンで触れたりせず、重力に任せて塩水を滴下させる。
  4. ラップをふんわりとかけ、そのまま冷蔵庫のチルド室に入れて「5分〜10分」静置する。

ここで極めて重要な変数が水切り時間です。水切りが1〜2分と短すぎると、口に入れた際に余分な塩分が舌に先立ってしまい、ウニ本来の甘みが覆い隠されます。逆に15分以上放置すると、ウニの表面が乾燥してパサつき、同時に室温の場合は手の体温や外気熱によって脂質が溶け出します。タイマーをセットし、必ず冷気で引き締めながら「7分前後」を目安に水切りを完了させるのが職人技の再現ポイントです。

林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。