十三回忌とは何年目?満12年で行う家族のみの法要と費用マナー解説

十三回忌とは何年目?満12年で行う家族のみの法要と費用マナー解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを整理してお届けします。

年忌法要の計算で多くの人がつまずくのが、「回忌」と「満年齢」のズレです。日常の感覚では「十三回忌=亡くなって13年後」と直感的に捉えがちですが、仏教の慣習では亡くなった日当日を「1回忌」と数えるため、十三回忌の計算は「亡くなった年+12年(満12年目)」の祥月命日(亡くなった同月同日)となります。具体例として、2026年に十三回忌を迎えるのは、2014年(平成26年)に亡くなられた方です。

仏教の教えにおいて、十三回忌は単なる通過点ではありません。故人の魂は初七日から四十九日、百箇日、一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌と、順を追って十三の仏様(十三仏)の導きを受けるとされています。七回忌を司る薬師如来を経て、十三回忌で故人を導くのは大日如来(だいにちにょらい)です。宇宙の根源とされる大日如来の慈悲に触れ、故人がいよいよ仏としての完全な悟りを開く重要な区切りと位置づけられています。

また、浄土真宗のように「亡くなった瞬間に阿弥陀如来の力で極楽往生を遂げている」と説く宗派であっても、十三回忌は残された遺族が故人の恩徳に感謝し、仏法に触れる大切な契機として厳修されます。七回忌から6年ものブランクがあるため忘れられがちですが、遺族にとって「故人を思い返す記憶の節目」として極めて重要な意味を持っています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。