朝顔のつるの巻き方に潜む罠!逆誘引で枯れる理由と花を咲かせる秘訣
朝顔の仕立て方には、古くから日本の園芸美を体現してきた「行灯(あんどん)仕立て」と、実用性と省エネ効果を兼ね備えた「グリーンカーテン」の2大潮流が存在します。どちらを選択するかによって、つるの誘引手順や管理コストは大きく異なります。以下の比較表は、両者の生育特性と管理の要点をまとめたものです。
行灯仕立てを行う際は、3本または4本の縦支柱に複数のリングが渡された市販のセットを使用します。苗を植え付け、つるが伸びてきたら最も下のリングから順に、必ず「反時計回り」に絡ませていきます。最上段のリングまで到達したつるは、そのまま放置すると空中に飛び出して自重で折れてしまうため、先端を優しく下のリングへ折り返し、螺旋を二重に描くように誘引するのが美しく咲かせる秘訣です。
一方、グリーンカーテンの場合は、ネットの網目を縦一直線に登らせてはいけません。朝顔は頂点へ向かって垂直に登る性質が強いため、そのまま放置すると下部に葉がつかず、上部だけが茂る「すだれ状態」になってしまいます。つるが伸び始めたら、麻ひもや園芸用ビニールタイを用いて、左右45度の角度をつけてジグザグにネットへ仮留めし、面全体を隙間なく埋めるように導きます。