「ただの腰痛と思ったら癌だった」見逃せない初期症状と危険なサイン
腰が痛む際、大半の人はまず整形外科を訪れます。しかし、骨や椎間板の異常を調べる整形外科と、内臓疾患を扱う内科では診察の守備範囲が根本から異なります。
整形外科を受診してレントゲン(X線)を撮影しても、骨折や重度の骨破壊が起きていなければ「加齢による椎間板の摩耗」「異常なし」と診断されてしまうケースが少なくありません。レントゲンは骨の形態を大まかに確認するのには適していますが、初期の骨転移や軟部組織、内臓の病変を写し出すのは困難だからです。
整形外科で湿布や鎮痛薬を処方されても痛みが改善せず、安静時痛が続く場合や食欲不振・腹部膨満感を伴う場合は、迷わず消化器内科や総合内科を受診し、血液検査、腹部エコー、造影CT検査などの精密精査を仰ぐ判断が不可欠です。