何言ってるかわからない記号の正体とは?謎文字の読み方とコピペ一覧

何言ってるかわからない記号の正体とは?謎文字の読み方とコピペ一覧について見逃せない 理由を厳選して解説いたします。

画面に突如現れる意味不明な文字列に対して、多くのユーザーは「ウイルス感染ではないか」「秘密結社の隠語か」と警戒心を抱くことすらあります。しかし、取材と文字コード解析が明らかにした結論は極めて明快です。ネット上で「何言ってるかわからない」と評される記号は、主に4つの異なる出自を持っています。

第1の系統は、古くから日本の漫画文化で培われてきた漫符(まんぷ)の発展形です。手塚治虫をはじめとする昭和の漫画家たちが、キャラクターが激昂して言葉にならない罵詈雑言を吐く際や、極度の混乱に陥った際に「@!#$%」といった非言語の約物記号を吹き出しに詰め込んだ手法が原点にあります。

第2の系統は、技術的なエンコードの食い違いによって生じる文字化け(Mojibake)です。「縺ゅs縺ェ」のような不気味な漢字や記号の連続は、本来日本語の文章であったデータが、異なる符号化方式で読み解かれた結果に過ぎません。

第3の系統は、2000年代中盤の海外ネット掲示板を起点とし、現代のSNSでもカルト的な人気を誇るZalgo(ザルゴ)文字です。文字の上に無数のアクセント記号を重ねるUnicodeの仕様を悪用し、文字が上下に黒く滲み、崩壊していくようなホラー演出を施す特殊記号群を指します。

第4の系統は、Unicodeに追加された特殊な実在文字です。古代エジプトのヒエログリフや、言語学で使用される国際音声記号(IPA)がスマートフォンで手軽に表示・入力できるようになったことで、「言葉として読めないけれど絵に見える」「怪文書に見える」という文脈でネットスラングとして消費されるようになりました。いずれの系統も共通しているのは、「論理的な言語化をあえて放棄し、混乱や感情の飽和を視覚情報として叩きつける」という目的で利用されている点です。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。