読売新聞茨城版のお悔やみ欄をネットで見る方法!確認手順と裏ワザ
茨城県内の葬儀現場では、新聞のお悔やみ欄に対してどのような受け止めがなされているのか。水戸市およびつくば市近郊の葬儀社関係者や、実際に喪主を務めた地域住民の声を取材すると、デジタル化が進展した現在ならではの生々しい実態が浮かび上がってきます。
水戸市内の老舗葬祭ホールに勤務するベテランスタッフは、現場の掲載判断について次のように明かします。
「読売新聞さんや茨城新聞さんへの掲載確認は、打ち合わせシートの必須項目になっています。しかし、現在では約6割のご遺族が『掲載なし』を選択されます。掲載を希望されるのは、故人が生前に会社を経営されていたり、市議会や町内会、農協などで長年役員を務められたりしていたケースです。水戸市内の場合、名士の方ほど読売新聞と地元紙の両方に掲載してほしいと要望されます。一方で、完全な個人葬の場合は『香典返しや対応の負担を減らしたい』と、あえて載せないのが標準になりつつあります」
また、つくば市の研究機関に勤務する40代男性は、自身の父親を見送った際の葛藤をこう振り返ります。
「つくば市は県外からの転入者も多く、近所付き合いの濃度が地区によって全く異なります。父が亡くなった際、東京の親類や現役時代の知人には個別に連絡しましたが、近隣の古い知人へ知らせるために読売新聞茨城版へ掲載してもらいました。ところが、掲載当日の朝に面識の薄い業者から香典目当ての電話や営業案内が立て続けに届き、母が非常に疲弊してしまいました。新聞の告知力は今でも凄まじいものがありますが、同時に不特定多数に個人情報が知れ渡るリスクを痛感しました」
SNSや知恵袋などのコミュニティ上でも、「ネットですぐ確認できると思って検索したが全く出てこない」「コンビニで読売新聞を買い直してようやく斎場が分かった」といった戸惑いの声が後を絶ちません。公的記録としての信頼性が極めて高い反面、手軽にデジタル検索できない仕組みとの間でギャップが生じているのが現状です。