大阪二児餓死事件の真相と母親の現在|放置の理由と判決の全貌
母親である下村早苗は、なぜ幼い2人を置き去りにしたのか。警察の取り調べやその後の公判で明らかになったのは、「育児からの逃避」と「自らの欲望の優先」でした。
当時、下村は風俗店で働きながら、ホストクラブ通いや交際相手の男性との交際にのめり込んでいました。子どもを部屋に残して数日間家を空ける行為は次第に常態化し、外出期間は数日から1週間、そして最終的には1ヶ月以上に及ぶ長期の放置へとエスカレートしていきました。部屋を出る際、下村は子どもたちのためにパンやゼリー、おにぎりなどを少量置いただけで、猛暑の中での水分確保も怠っていました。
公判の中で下村は、「交際相手と過ごす自由な時間が心地よかった」「子どもたちの泣き声から解放されたかった」と供述。長期間放置した理由については、「部屋に戻れば子どもたちが死んでいるかもしれないと思い、怖くて帰れなくなった」と語り、自らの保身と責任逃れのために放置を継続させた心理が浮き彫りとなりました。