ギガの単位の順番と容量目安は?メガ・テラとの違いと通信量節約術
スマートフォンやパソコン、外付けSSDを購入した際、「128GBのモデルを買ったのに、設定画面を見ると119GB程度しか認識されていない」と不審に思った経験はないでしょうか。これは製品の不具合や詐欺ではなく、「10進数」と「2進数」の計算基準の差異によるものです。
ハードウェア製造メーカーは国際単位系(SI)に基づき、1GB = 1,000MB = 1,000,000KB = 1,000,000,000バイト(10の9乗)として製品を設計・表記します。しかし、WindowsなどのコンピュータOSは内部的に2進数(2の10乗 = 1,024)で計算するため、1GB = 1,024MB = 1,048,576KB = 1,073,741,824バイトとして処理します。
この規格のズレにより、メーカー表記の1,000,000,000バイトをOS基準の「1,024」で3回割り算すると、OS上の表示は約0.931GB(約7%目減りした数値)になります。容量がテラバイト級に大きくなるほどこの差は顕著になり、1TBのハードディスクはOS上でおよそ931GBと表示されます。このデータ容量換算の基礎知識を知っておくと、ストレージ選びで混乱することがなくなります。