伝説の煙草ゴロワーズカポラル徹底解剖!名優が愛した香りと歴史
この銘柄の歩んできた道のりは、近代におけるグローバルなたばこ産業の再編劇そのものでもある。もともとはフランスの国家専売公社であったSEITA(仏国立タバコ灰皿取扱公社)の手によって誕生し、国民的煙草として愛されてきた。兵士への支給品に由来する「カポラル(伍長)」の名が示す通り、庶民の日常に深く根差した存在だったのだ。
しかし、時代の波とともに企業買収が繰り返され、現在はたばこ大手のインペリアル・ブランズの傘下へと移り変わった。かつてフランス国内の工場で生産されていた体制は移転し、欧州各地での生産へと移行。時代の変遷とともに製造拠点が変わりつつも、その象徴的なブレンドのスピリットは今なお受け継がれている。