金刀比羅宮大門の謎を解剖!365段の神域と五人百姓の特権とは
大門をくぐった直後に広がる直線道は「桜馬場(さくらのばば)」と呼ばれ、春には約150メートルの石畳の両脇に見事な桜のトンネルが出現します。傾斜が一時的に緩やかになるこのエリアは、石段登りで酷使した大腿筋を休める重要なインターバル地点でもあります。
さらに進むと、重要文化財の円山応挙筆の襖絵を所蔵する「表書院」(477段目)や、資生堂パーラーが運営するカフェ&レストラン「神椿(かみつばき)」(500段目)、そして天保8年(1837年)に建立された圧倒的な彫刻美を誇る「旭社(あさひしゃ)」(628段目)が参拝者を迎えます。現地を訪れた参拝客のSNSやリアルな声を聞くと、「大門をくぐる前と後では、すれ違う人々の表情や話し声のトーンまで落ち着いたものに変わる」という証言が多数見受けられます。
なお、大門の開門時間は原則として午前6時、閉門時間は午後6時頃(季節や神事によって前後あり)となっています。本宮の御扉が開いている時間帯に合わせて設定されており、夕刻以降に訪れても門が閉ざされて神域へ立ち入れなくなるため、日没時刻を意識した行動計画が不可欠です。