Mt-07の排気量は?688Ccなのに400Cc並みに軽い衝撃の理由を徹底解説
ヤマハMT-07のエンジン総排気量は688ccです。車名に「07」と冠されているため700ccジャストと認識されがちですが、シリンダー内径80.0mm×行程68.6mmから算出される正確な排気量は688ccであり、運転にはMT-07 大型二輪免許(AT限定大型二輪免許では不可※従来型MT仕様の場合)が必須となります。
一般的に700cc前後の大型バイクは、装備重量で210kgから230kg前後に達するモデルが珍しくありません。しかし、MT-07の車両重量は燃料や油脂類を満載した状態でわずか184kgに留まります。かつての中型免許の代名詞的存在だったホンダ・CB400 SUPER FOUR(約201kg)よりも約17kg軽く、現行の400ccスポーツモデル(170〜180kg台)と肩を並べる数値です。なぜこれほどの軽量化が可能だったのでしょうか。公式開発データと車体構造を紐解くと、MT-07 車両重量と軽さの理由は単一のパーツではなく、骨格全体の徹底した引き算の設計にあります。
フレームには高剛性かつしなやかなハイテンシル鋼管を採用した軽量ダイヤモンドフレームを導入。剛性メンバーとしてエンジン自体を強固に連結することで、骨格パイプの総延長と重量を極限まで削ぎ落としました。さらに、14リットルの燃料タンクは左右幅を極力スリム化し、マフラーやバッテリーなどの重量物を車体中央の重心近くに集中配置。単にカタログスペック上の数字が軽いだけでなく、引き起こしや押し引きの際にライダーが知覚する「実質的な重さ」を劇的に軽減させています。