鳥人ブブカ伝説!なぜ1Cm刻みで世界記録を更新したのか真相に迫る

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1963年、旧ソビエト連邦(現ウクライナ)のルハーンシクに生まれたセルゲイ・ブブカ氏のキャリアは、彗星のごとく始まりました。国際舞台にその名を轟かせたのは、1983年に開催された第1回世界陸上ヘルシンキ大会です。当時まったくの無名だった19歳のブブカ氏は、5メートル70をクリアして初代世界王者に輝き、世界中を驚愕させました。

そこから始まった快進撃は、まさに前人未到の領域でした。1983年のヘルシンキ大会から1997年のアテネ大会まで、世界陸上競技選手権大会で前人未到の6連覇を達成。世界記録の更新回数は屋外17回、室内18回の計35回に達しました。

棒高跳びにおける世界記録の推移を振り返ると、ブブカ氏の登場以前は5メートル80前後で数年に一度更新されるペースでした。しかし、ブブカ氏はこの常識を完全に破壊します。1985年7月13日、フランス・パリの競技場において、人類史上初となる「6メートル00」のクリアに成功。陸上界における最大の金字塔の一つを打ち立てました。彼の屋外自己最高記録「6メートル14」(1994年)と室内記録「6メートル15」(1993年)は、その後20年以上も誰も破ることができなかったアンタッチャブルレコードとして君臨しました。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。