日本最古の謎・幣立神宮の深層!五色人伝説と人生を変える参拝路
神社の所在地は、熊本県山都町大野。阿蘇くじゅう国立公園の南端、標高約550メートルの尾根筋に位置する。周囲を深い森林と峡谷に囲まれたこの地は、古くから神々が降り立った「高天原(たかまがはら)」の伝承地とされてきた。
日本の一般的な神社制度において、神社本庁が管轄する数万の社とは明らかに異なる立ち位置を維持している点が見逃せない。幣立神宮に伝わる由緒書によれば、その創建は神武天皇の時代をはるか遡る「天神人種(てんしんじんしゅ)の祖」の時代。日本最古の神社と称される社は全国に点在するが、この地が放つ異質さは群を抜く。境内を歩けば、社殿の裏手にそびえる樹齢1500年を超える巨木「命脈の杉」が視界を塞ぐ。幹に手をかざす参拝者たちが異口同音に口にするのは、指先をピリピリと刺激する目に見えない波動の存在だ。