芋洗いから最新脳科学へ!ニホンザル知能研究が明かす驚愕の進化
霊長類研究のグローバル拠点として長年にわたり多大な功績を残してきた京都大学霊長類研究所の蓄積データは、現代の認知行動科学において今や欠かせない知見となっている。非侵入型の視線計測装置や高精細タッチパネルを用いた実験により、彼らの記憶力や社会的知能の深さが次々と証明されてきた。
特に注目すべきは、ニホンザルが「他者の視線」や「グループ内の人間関係」を極めて正確に推測している点だ。群れの中での自分の立ち位置を把握するだけでなく、仲間の好意や敵意、さらには血縁関係までを頭の中で複雑にマッピングしている。画面上に表示される数字の順番を瞬時に記憶する実験では、時に人間を凌駕する処理能力を見せつけ、研究者たちを唸らせた。