中国空母の配備数と真の戦力とは?電磁カタパルト福建と4隻目の真相
空母の真の攻撃力を決定づけるのは、そこに搭載される航空団の質と量です。現在、中国海軍の主力艦載戦闘機はロシアのSu-33をベースに国産開発された「J-15(殲-15 / フライングシャーク)」が務めています。
初期型J-15は重量過多とエンジンの出力不足により、スキージャンプからの離陸時に搭載兵装を制限される致命的なジレンマを抱えていました。しかし、福建の就役に合わせてカタパルト発進対応の改良型「J-15T」や電子戦機「J-15D」が登場し、戦術的な柔軟性が一気に拡大しました。
さらに注目を集めているのが、第5世代ステルス艦載戦闘機「J-35(殲-35)」の存在です。米海軍のF-35Cに対抗すべく開発されたJ-35は、双発エンジンによる高い加速力と先進的なアクティブ・フェーズドアレイ(AESA)レーダーを備えています。加えて、固定翼早期警戒機「KJ-600」の艦上配備が進んだことで、中国空母は自前の高高度レーダーアイを獲得し、米軍の早期警戒管制機(E-2D)に迫る広域戦闘統制能力を手に入れつつあります。