ファンレターに自分の住所は書く?届かない噂と安全な書き方
SNSや知恵袋などで定期的に拡散される「ファンレターに自分の住所を書かないと破棄される」という言説。この噂の発端は、芸能事務所が所属タレントの身の安全を守るために敷いているセキュリティチェックにあります。
芸能事務所の郵便物管理デスクでは、日々届く大量の手紙やプレゼントに対して芸能事務所ファンレター検閲を実施しています。過去に発生した異物混入事件や悪質なストーカー被害などの背景から、怪しい郵便物はタレントの手に渡る前にスタッフが開封・目視確認を行うのが通例です。
現場スタッフへの取材によると、差出人不明の封書であっても、金属探知や危険物検査をクリアし、内容が純粋な応援メッセージであれば本人の手元へ届ける事務所が大半です。しかし、一部の厳格な事務所では「差出人不明=不審物」と判断して未開封のまま処分するマニュアルが存在することも事実です。「ファンレター住所なし破棄」の噂は、こうした厳格な運用を行う一部の事務所の事例が一般論として広まった結果といえます。