B'zサマソニ伝説の真相!アウェイを制した神セトリと入場規制の全貌
B'zがサマーソニックに初登場を果たしたのは2007年8月のことでした。当時、サマソニは洋楽ロックファンが主役のフェスティバルであり、邦楽のヒットチャートを独占してきたJ-POP/J-ROCKの巨大アイコンが出演することに対して、一部のコアな洋楽リスナーの間では「フェスのカラーに合わないのではないか」という懐疑的な声やアウェイな空気が確かに存在していました。
しかし、千葉・ZOZOマリンスタジアム(当時は千葉マリンスタジアム)のマリンステージに松本孝弘と稲葉浩志が姿を現した瞬間、その懸念は一瞬で吹き飛びます。オープニングナンバーからスタジアムの空気を切り裂く轟音と圧倒的なグルーヴが放たれると、様子見を決め込んでいた観客が一気にステージ前へと押し寄せ、スタンド席までびっしりと埋め尽くす異様な熱気へと変貌しました。
演奏技術の高さ、スタジアムを一瞬で支配するフロントマンとしての求心力、そして何より「本物のハードロックサウンド」を見せつけたことで、彼らは洋楽フェスという場を完全に掌握しました。この出来事が、後の日本の夏フェスにおける「邦楽・洋楽のジャンルや垣根の完全崩壊」を決定づける象徴的な契機となったのです。