海から徒歩3分のメガハブ:2026年、山陽新幹線「徳山」が引き寄せるヒト・金・未来の全貌
なぜこれほどまでにビジネス需要が急増しているのか。その答えは、駅の目と鼻の先に広がる周南石油化学コンビナートの変貌にある。2026年代半ばから急ピッチで進んだ脱炭素化、特に水素・アンモニアサプライチェーンの構築において、周南エリアは日本最先端の実験場となった。
大手化学メーカーやエネルギー企業の役員、海外からの技術視察団が連日この地を訪れる。これに伴い、朝夕の「のぞみ」や「さくら」の停車便にはスーツ姿のビジネスパーソンが押し寄せ、駅構内のビジネスラウンジは連日満席状態が続く。単なる地方都市ではなく、日本の産業構造転換を支える現場として、徳山は極めて高い交通需要を創出し続けているのだ。