華氏68度は摂氏何度?ズバリ20度の計算式と海外生活の目安を徹底検証
海外の住宅やホテル、オフィスでサーモスタット(温度調節器)を見ると、初期設定や推奨値として「68°F」が指定されている場面に頻繁に遭遇します。これには公的な省エネ基準と建築工学的な根拠が存在します。
米国エネルギー省(DOE: Department of Energy)の公的指針によると、冬季の在宅時における暖房設定温度として「68°F(20℃)」を強く推奨しています。寝ている間や不在時にはさらに数度下げることで、年間で約10%の光熱費削減につながると発表されています。
一方で、日本人旅行者や駐在員からSNSやコミュニティサイトで多く寄せられるのが「現地のホテルや商業施設の冷房が効きすぎて寒い」という声です。アメリカでは夏季でもエアコンを68°F〜70°F(約20℃〜21.1℃)の強冷房に固定している施設が少なくありません。日本環境省が推奨する冷房時室温「28℃」や近年の現実的目安「25〜26℃」と比較すると、約5〜8℃も低く設定されている計算になります。
現地を訪れる際は、外気温が華氏80度(約26.7℃)以上の夏場であっても、室内設定が68°F(20℃)になっている事態を想定し、カーディガンやジャケットなどの羽織物を携帯することが防寒の鉄則です。