【2026最新】洞川温泉ライブカメラが暴く!危険な路面凍結と積雪の真相
吉野川沿いを抜けて南下する道のりは、序盤こそ穏やかだ。道の駅「吉野路黒滝」あたりまではアスファルトが顔を出し、湿った黒い路面が続いているに過ぎない。しかし、新黒滝トンネルを抜けた瞬間、空気の密度が明らかに変わる。外気温計は急速に氷点下へと落ち込み、標高を上げるごとにフロントガラスの端から白い結晶が這い上がってくる。
最大の関門は、天川村役場のある川合交差点を曲がり、洞川方面へと登っていく県道21号線だ。川沿いの急峻な谷間を縫うように走るこのルートは、日光がほとんど差し込まない。昼間に解けた雪水が、夕方には鏡のような氷板へと姿を変える。カーブひとつ曲がるだけで、ドライから完全な圧雪、さらには透明な氷の膜へと路面状態が目まぐるしく変化する。数キロ手前の感覚でアクセルを踏み込めば、四輪駆動車であっても無力に横滑りを始める。