悪魔のおにぎり作り方決定版!黄金比率と中毒性の秘密を徹底解剖
この背徳的なメニューは、いかにして日本中の胃袋を掴むに至ったのか。時計の針を巻き戻すと、発祥の地は日本のコンビニではなく、見渡す限りの氷の世界、南極観測基地に辿り着きます。
元祖の考案者は、第38次・第41次南極地域観測隊で調理を担当した「南極料理人」こと渡辺秀樹氏。過酷な寒冷地で観測作業を続ける隊員たちのため、余った天ぷらの揚げ玉(天かす)を麺つゆに浸し、ご飯に混ぜ込んで夜食として差し入れたのが始まりでした。当時の隊員たちが「悪魔のように美味しくて、夜中に食べたら絶対に太ると分かっているのに手が止まらなくなる」と罪悪感を口にしたエピソードこそが、悪魔のおにぎり名前の由来です。
この知る人ぞ知る極限メシに目をつけたのが、大手コンビニチェーンのローソンでした。2018年秋に全国発売されると、長年コンビニおにぎり界の絶対王者として君臨していた「シーチキンマヨネーズ」の日販記録を塗り替えるという歴史的快挙を達成。SNSでの拡散とメディア報道が連動し、家庭で自作する再現ブームが一気に全国へ拡大しました。