本当にいい男とは?女性が手放さない決定打と見分け方の真実
結婚相談所やマッチングアプリの利用動向に関する取材を進めると、女性たちがパートナーに求める優先順位が以前とは明確に異なっている現場の実情が浮き彫りになります。民間調査機関「ブライダル総研」が公表した婚活実態調査やリクルートの意識調査データを分析すると、20代から30代の未婚女性が重視する項目として、「経済力」や「容姿」を抑え、8割以上の回答者が「価値観の一致」「一緒にいて落ち着くこと」「誠実さ」を最上位に挙げています。
高度経済成長期のように「夫が稼ぎ、妻が家を守る」という画一的な性別役割分担が成立しなくなった共働き前提の現在、高収入であってもモラルハラスメント気質であったり、家事育児を完全に外注視する男性は、真っ先に敬遠されるのが現実です。多くの取材先から聞こえてくるのは、「年収800万円で常に不機嫌な相手より、年収500万円で情緒が安定し、対等に議論ができる相手のほうが、人生の総幸福度が圧倒的に高い」という極めて現実的な声です。
つまり、表層のスペックで測る「いい条件の男」と、日常の幸福度を支える「人間としていい男」の間には深い断絶が存在します。この断絶を理解できないまま相手を探し続けると、条件は満たしているのに心が満たされない「スペック疲れ」の罠に陥ってしまうのです。