日本と韓国の経済力の差を暴く!年収逆転とGdp比較の真相【2026】

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長年、日本人の給料が上がらないと言われ続けるなかで、OECDが発表する平均賃金データにおいて平均年収の逆転現象が起きたことは日本社会に大きな衝撃を与えました。2010年代半ば以降、韓国の平均年収は購買力平価ベースで日本を追い抜き、現在もその差を維持しています。

日本国内における春闘での賃上げ機運が高まり、大企業を中心に数十年ぶりの高水準な満額回答が相次いだものの、過去30年間のデフレ下で固定化された給与体系の底上げには時間を要しています。一方の韓国は、文在寅政権下で推進された急激な最低賃金引き上げ政策(いわゆる所得主導成長論)が起点となり、名目ベースの賃金が跳ね上がりました。

最低賃金比較最新の動向を確認すると、韓国は2026年に時給1万ウォンの大台を突破し、日本円換算でも約1,100円前後に達しています。対する日本も中央最低賃金審議会の引き上げ目安を受け、2026年秋に全国加重平均が1,055円へと到達しました。東京(1,163円)や神奈川(1,162円)などの都市部では韓国を上回るものの、地方を含む全国平均の額面対決では、ほぼ互角あるいは韓国がわずかにリードする局面を迎えています。

加えて、ここ数年の円安ウォン安の影響も複雑に絡み合っています。ドルに対して双方が通貨安に見舞われながらも、円安の進行スピードが突出していた局面では、ドル換算した日本の給与所得が目減りし、統計上の逆転を後押しする結果となりました。しかし、この給与データの表面だけを見て「韓国のサラリーマンは全員が日本人より高給取りだ」と結論づけるのは早計です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。