Jal鶴丸ロゴ消失と復活の真実!時代を超えて輝くデザイン秘話
2010年、経営破綻という未曾有の危機に瀕した同社。その再建の舵取りを託されたのが、京セラ創業者である故・稲盛和夫氏だった。稲盛氏が着手したのは、単なるコスト削減や組織改編にとどまらない。「社員の心を一つにし、日本を代表する翼としての誇りを取り戻す」という根本的な哲学改革であった。
その象徴として推進されたのが「鶴丸ロゴ再生プロジェクト」だ。一度は過去のものとなった旧ロゴをそのまま戻すのではなく、原点の円形デザインを活かしつつ、翼の切れ味や文字のバランスを現代的に微修正した。2011年、復活した赤鶴が機体に描き直された瞬間、それは単なるデザインの先祖返りではなく、失敗から立ち上がる企業精神の復活を意味していた。