肋間神経痛の治し方決定版!即効ケアと原因別の対処法まとめ
激痛のピークが過ぎ去り、慢性的な鈍痛や違和感が残る回復期においては、固まった胸郭周辺の柔軟性を取り戻すセルフメンテナンスが再発防止の鍵を握ります。呼吸を止めず、痛気持ちいい範囲で実践してください。
胸郭の可動域を広げる肋間神経痛のストレッチとして最も効果的なのが、「体側・胸郭オープナー」です。
- 体側のストレッチ:椅子に浅く腰掛け、背筋を伸ばします。痛む側の腕を天井に向けてまっすぐ伸ばし、反対側の手で手首を優しく持ちます。息を細く長く吐きながら、体を真横へゆっくりと倒し、脇腹から肋骨の間が心地よく広がる感覚を意識して20秒キープします(左右各2〜3回)。
- 胸椎回旋ストレッチ:四つん這いの姿勢になり、片手を後頭部に添えます。息を吸いながら肘を天井に向けて胸を大きく開き、息を吐きながら肘を反対側の腕の内側へとくぐらせます。背骨周りのインナーマッスルがほぐれ、肋間神経の根元の圧迫が解消されます。
さらに、オフィスや外出先でも手軽に痛みを緩和できる肋間神経痛のツボ押しを取り入れましょう。東洋医学において気血の巡りを整え、胸脇部の痛みを鎮める特効穴(ツボ)です。
- 期門(きもん):乳首からまっすぐ下におり、肋骨弓(肋骨の下端)の際にあるツボ。肝経に属し、ストレスによる胸脇の張りと痛みを劇的に和らげます。人差し指と中指の腹を当て、息を吐きながらゆっくりと5秒かけて押し込みます。
- 大包(だいほう):脇の下の中央から真下におり、第6肋骨と第7肋骨の間(ブラジャーのアンダーラインの高さの脇側)にあるツボ。脾の大絡と呼ばれ、胸郭全体の神経痛や呼吸の浅さを改善します。
- 陽陵泉(ようりょうせん):膝の外側の下、少し出っ張った小さな骨(腓骨頭)のすぐ前斜め下にあるくぼみ。「筋会(きんえ)」とも呼ばれ、全身の筋肉や筋膜の痙攣・痛みを緩和する全身調整のツボです。親指で心地よい刺激を感じる強さで揉みほぐします。