過激化する地下アイドルの現場:密着チェキと法的規制の衝撃実態
取材班が独占追跡したあるグループでは、ファンの課金額に応じた「裏特典」が常態化していた。月に数十万円以上を投じる「太客」に対して提供されるのは、密室での個別トークや私物のプレゼント、さらにはプライベートなメッセージのやり取りだ。一見すると手厚いファンサービスに見えるが、その実態は心理的な囲い込みによる経済的搾取に他ならない。
「最初は純粋に歌とダンスを観てほしかった。でも、チェキで体を密着させないと列ができない。周りのグループがもっと過激なことを始めると、自分たちもやらざるを得なくなる」。そう声を詰まらせるのは、都内で活動していた元アイドルの女性(20)だ。彼女は運営から「ファンを喜ばせるのがプロの仕事だ」と圧力をかけられ、ストーカー被害に遭いながらも逃げ場を失っていたという。2026年を迎えた現在、こうした常識破りな接触営業は一部のグループでさらに先鋭化し、未成年を含む演者の心身を深刻に蝕んでいる。