シクラメンの花が終わったらどうする?枯らさない手入れと夏越しの極意
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花の色が褪せて茎がぐったりと曲がってきたら、速やかに株から取り除く花がら摘みが必要です。ここで園芸初心者が最も陥りやすい致命的なミスが、「ハサミで茎の途中を切り落とす」という行為です。
シクラメンの茎は水分を多く含む多肉質です。ハサミで中途半端な位置を切断すると、残された茎の切り口から雑菌が侵入し、組織が徐々に茶色く軟化して腐り始めます。その腐敗が球根(塊茎)へと到達すると、株全体が手遅れの状態に陥ります。道具を使わず、以下の手順で茎の根元からねじり抜くのが正しい作法です。
【正しい花がら摘みの3ステップ】
- 根元を捉える:花首ではなく、球根に接している茎の最下部を指先でしっかりつまみます。
- ねじりを加える:茎を軽く下方向へ押し込みつつ、時計回りまたは反時計回りに半回転ほどキュッとねじります。
- 引き抜く:ねじる力を維持したまま、斜め上へ軽く引っ張ると、「プチッ」という小気味よい感触とともに根元から綺麗に外れます。
黄色く枯れてきた下葉も同様の手順で根元から抜き取ります。ハサミを一切使わずに根元からすっきりと外すことで、傷口が極めて小さく抑えられ、球根の自己治癒機能によって乾燥した薄い保護膜が速やかに形成されます。