車のエアコンの仕組みを完全図解!冷房と暖房の決定的違いと正しい使い方
Q1:冬場にA/Cボタンをつけっぱなしにすると車に悪影響や故障のリスクはありますか?
A1:車が故障するような悪影響はありません。現代の車両は外気温が氷点下近くになるとコンプレッサーの稼働を自動制御する保護機能が備わっています。ただし、コンプレッサーが動作可能な温度域では無駄に作動し続けるため、燃費が10%前後悪化するデメリットがあります。窓の曇りがない平時はA/CをOFFにしておくのが経済的です。
Q2:新型車で使われている新冷媒「HFO-1234yf」と従来の「R134a」を混ぜて充填しても大丈夫ですか?
A2:絶対に混ぜてはいけません。冷媒ガスの化学構造や対応するコンプレッサーオイル(PAG/POE)の配合特性が全く異なるため、混用するとオイルが変質してスラッジが発生し、コンプレッサーの焼き付き・全損事故を引き起こします。ボンネット裏のコーションラベルに記載された指定冷媒を厳守してください。
Q3:エアコンガスは定期的に毎年補充しなければならないものですか?
A3:本来、配管に漏れがなければ毎年補充する必要はありません。新車から3〜5年程度は何もしなくても規定量を保てているケースが大半です。ただし、微細な自然漏れによる経年低下はあるため、3〜5年ごとの車検時などに「エアコンガスクリーニング(真空引き・オイル交換・規定量充填)」を実施するのが最もコンディションを長持ちさせる秘訣です。