シワを防ぐスーツジャケットの畳み方|出張荷物を劇的軽減するプロ技

シワを防ぐスーツジャケットの畳み方|出張荷物を劇的軽減するプロ技にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

大手トラベルギアメーカーやアパレル各社が実施したビジネスパーソンの実態調査や、SNS・掲示板の生の声に耳を傾けると、出張先でのスーツトラブルは後を絶たない。「新幹線で到着後、商談前のカフェで脱いだら背中がシワだらけで冷や汗をかいた」「ホテルのアイロン台が小さすぎて余計に変な折り目をつけてしまった」といった生々しい失敗談が散見される。

また、荷物にパッキングする以前に、「移動中の取り扱い」でスーツを痛めているケースも非常に多い。特に新幹線や飛行機の車内でジャケットを脱ぐ際、座席の背もたれにそのまま掛けたり、頭上の荷物棚に無造作に丸めて押し込んだりする行為は致命的だ。背もたれに掛けると背中の生地が体重で押し潰され、網棚への直置きは摩擦と埃の付着を招く。

車内や移動中に手持ちする場合に身につけておくべきなのが、ビジネスエチケットとしても洗練された「腕掛けマナー」である。

脱いだジャケットは、まず左右の前身頃を合わせ、ボタンを留めずに背中側を中心にして外側に折るのではなく、「裏地が外側、表地が内側」になるように縦二つ折りにする。その状態のまま、利き手とは逆の腕の前腕部分にふわりと掛けるのが正しい所作だ。裏地を表にすることで、人混みでの擦れや吊り革の金具との接触、汗や汚れから大切な表地を完全に守ることができる。見た目にもスマートで、周囲に清潔感と品格を印象付ける立ち振る舞いとなる。

松本 悠斗

松本 悠斗

サステナビリティ研究家

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。