アイパーとは?パンチとの違いや現代バーバーで再注目される理由と頼み方

アイパーとは?パンチとの違いや現代バーバーで再注目される理由と頼み方について見逃せない 理由を分かりやすく解説いたします。

高い利便性を誇るアイパーだが、万能の施術ではない。ネット上の情報では「手入れが楽」というメリットばかりが強調されがちだが、構造上のデメリットとダメージリスクを正しく理解しておかなければ深刻なトラブルにつながる。

最大の懸念は、アイパーのデメリットである毛髪への傷みだ。1剤で毛髪の結合を解いた無防備な状態に対し、160℃以上の高熱アイロンを直接プレスするため、毛髪の主成分であるケラチンタンパク質が凝固する「タンパク変性」が不可避となる。繰り返しかけ続けると毛先が炭化してチリつく「ビビり毛」になる恐れがあり、特にブリーチ履歴のあるハイダメージ毛への施術は、毛髪が溶けてちぎれるリスクがあるため優良なサロンほど施術を断る傾向が強い。

また、施術者の腕前によって仕上がりに極端な差が出る点も見逃せない。頭皮のカーブを計算せずに平アイロンを強く押し当てすぎると、海苔を貼り付けたようなペタンコの不自然な仕上がりになったり、根元に直角の折れ線(断毛の原因)がついたりする。理容師国家資格を持ち、アイロンパーマの修練を何年も積んだ職人でなければ、自然な毛流れと絶妙なボリュームコントロールを描くことは難しい。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。