タオルに柔軟剤は逆効果?プロが明かす使わない理由と復活洗濯術
SNSや大手知恵袋などのコミュニティでは、「柔軟剤を使っているのにドラム式洗濯機で洗うとタオルが板のように硬くなる」「柔軟剤を増やしたら逆に嫌な臭いが取れなくなった」という悲鳴が数多く投稿されています。
現代の節水型ドラム式洗濯機は、少ない水で叩き洗いを行う構造上、タオルのループ状の糸(パイル)が押し潰されやすい特性を持っています。パイルが寝た状態で乾燥すると、繊維同士が密着して硬化してしまいます。ここで焦って柔軟剤を増量投入すると、潰れたパイルの上に油膜が何層も塗り重ねられ、余計にごわつきが悪化するという悪循環に陥るのです。
都内のクリーニング工場関係者への取材でも、「持ち込まれるタオルのうち、吸水力を失っている個体の約8割で過剰な柔軟剤成分の残留が確認される」という証言が得られています。良かれと思って投入した柔軟剤が、タオルの寿命を縮める引き金になっているのが現場の実情です。