伝統の技と限定生原酒に迫る!白鶴酒造資料館で極上の酒蔵体験
1743年(寛保3年)、材木商から身を起こした嘉納治兵衛が創業した白鶴酒造。厳しい冬の寒さの中、蔵人たちを率いて至高の美酒を醸し出してきたのが、日本屈指の杜氏集団として知られる丹波杜氏たちだ。
館内では、米を蒸す巨大な「甑(こしき)」、米麹を育てる「麹室(こうじむろ)」、発酵を管理する仕込み桶、そしてもろみを搾る重厚な「槽(ふね)」にいたるまで、一連の伝統工程が当時の道具とともに克明に再現されている。命がけで発酵温度を見極め、五感を研ぎ澄まして酒の声を聴いていた職人たちの気迫が、薄明かりの中に浮かび上がる。