危険なギャングサイン一覧!写真ポーズで命を落とす海外トラブルの真相

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ネット上でよく見られる混乱の一つに、「人差し指と小指を立てるサイン」の解釈の混同があります。音楽フェスで多用される「メロイックサイン(悪魔の角)」、手話の「I Love You」、中南米ギャングのサイン、そして南欧の侮辱ジェスチャーは、形状が似ているためネット上で誤った情報が拡散されがちです。

これらのサインの決定的な違いは、「親指の位置」と「向けられる文脈」にあります。

手話における「I Love You」は、アルファベットの「I」「L」「Y」を組み合わせたものであり、親指を外側に大きく開きます。一方、ヘヴィメタルの生みの親の一人であるロニー・ジェイムス・ディオが広めた「メロイックサイン」は、親指で中指と薬指を押さえ込みます。ディオ自身が生前の特番インタビューで語ったところによると、このサインは彼のイタリア系祖母が「邪視(悪霊の呪い)を祓う」魔除けとして使っていた古来のジェスチャーを借用したものでした。

しかし、同じ手の形であっても、イタリアなどの地中海沿岸諸国では「コルナ(角)」と呼ばれ、「お前の配偶者は浮気している」という相手の男性性を踏みにじる極めて無礼な侮辱サインへと反転します。さらに中米エルサルバドルを発祥とし米国で恐れられる凶悪組織「マラ・サルバトルチャ(MS-13)」は、このサインを組織名の頭文字「M」の象徴として用いています。親指をどう畳んでいるかに関わらず、治安の悪い地域でこのサインを他人に向ける行為は、重大な誤解を招く決定的な盲点です。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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