脛骨とは?腓骨との違いやすねの痛みの原因・疲労骨折の対処法をプロが徹底解説

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「脛骨」の正しい脛骨の読み方は「けいこつ」です。一般的に「すね(弁慶の泣き所)」と呼ばれる部位の前内側に位置しており、大腿骨(太ももの骨)に次いで人体で2番目に長く、極めて強靭な長管骨として知られています。

人間の膝から足首までの部分(下腿部)は、2本の骨によって構成されています。解剖学的な位置関係を整理すると、親指側(内側)に位置する太い骨が脛骨であり、小指側(外側)に寄り添うように位置する細い骨が腓骨です。下腿骨の解剖図を確認すると、脛骨の上端は平らな関節面を形成して大腿骨と膝関節を結び、下端は内側に突出して「内果(ないか=内くるぶし)」を形成していることが分かります。

脛骨の位置と役割において最も重要なのは、立位や歩行、ジャンプ着地時に発生する強大な鉛直方向の荷重を受け止める「メインピラー(大黒柱)」としての機能です。脛骨の前面は皮膚の直下に位置し、皮下脂肪や筋肉によるクッションがほとんど存在しないため、外部からの打撃に弱く強い痛覚過敏を示す特徴があります。

また、脛骨の周囲には歩行や走行を制御する重要な筋肉が多数付着しています。代表的なものが、脛骨の外側面から足の甲へと伸びる前脛骨筋の働きです。前脛骨筋は足首を手前に引き上げる「背屈(はいくつ)」動作を担い、歩行時につま先が地面に引っかかるのを防ぐほか、踵が着地した際の衝撃を和らげるブレーキ役として極めて重要な役割を果たしています。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。