まっくろくろすけ英語で何?トトロ公式訳と海外ファンのリアル
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1988年に公開された宮崎駿監督の傑作『となりのトトロ』。サツキとメイが古い日本家屋の奥で見つけるあの黒い群れは、公式な英語吹き替え版で「Dust Bunnies(ダスト・バニーズ)」と名付けられた。直訳すれば「ホコリのウサギ」。日本人からすると「なぜ急にウサギなのか」と首をかしげたくなる命名だが、英語圏の観客にとって、この言葉は生活に根づいた極めて身近な表現だ。
英語圏の家庭では、ベッドの下や部屋の隅にたまるフワフワした綿ぼこりの塊を昔から「dust bunny」と呼ぶ習わしがある。丸っこく毛羽立ち、風が吹くとピョンピョンと跳ねるように転がる様子をウサギに見立てた親しみやすいスラングだ。暗がりからワサワサと逃げ出すあの生き物を、異国の子供たちにも直感的に「無害でどこか愛らしいホコリの化身」として届けるため、この大胆なローカライズが採用された。