「7119は役に立たない」現場の真相と後悔しない緊急対処法
短縮ダイヤル「#7119」で知られる救急安心センター事業は、総務省消防庁が全国展開を強く推進している施策だ。その主な目的は、病院へ行くべきか迷う住民への助言と、不要不急の出動を抑える救急車適正利用の促進にある。
窓口では、病状の緊急度を判定するシステムが導入されており、一定の基準に沿ってアドバイスが行われる。しかし、全国すべての自治体で導入が完了しているわけではなく、地域によって運用体制に差があるのが現状だ。地域の救急医療体制を守るための防波堤として機能している一方で、需要の急増に対して相談体制のキャパシティが追いついていない点が大きな課題となっている。