大河ドラマ『炎立つ』なぜ名作?渡辺謙の怪演と3部構成の真実

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ドラマの物語は大きく3つの時代区分で展開し、奥州の激動史を重層的に描き出します。

【第1部:前九年の役】
陸奥国で独自の勢力を誇る安倍氏と、朝廷の命を受けた源頼義・義家軍が衝突。朝廷の官人でありながら安倍氏の娘・結菜と結ばれた藤原経清は、朝廷軍の理不尽な横暴に怒りを爆発させ、安倍貞任らとともに蝦夷の誇りをかけて戦場へ身を投じます。しかし激闘の末に敗れ、経清は頼義の手によって無残な最期を遂げます。

【第2部:後三年の役】
経清の遺児である清衡は、敵方である清原氏に養子として引き取られ、過酷な境遇を耐え忍びながら成長します。やがて清原一族内部で異母兄弟の家衡らによる骨肉の勢力争いが勃発。一族皆殺しの悲劇を乗り越えた清衡は、源義家の助勢を得て戦乱を平定し、姓を「藤原」に復して平泉に平和都市・中尊寺を建立します。

【第3部:奥州合戦】
平泉黄金文化の絶頂期を経て迎えた4代・泰衡の時代。鎌倉の源頼朝に追われた源義経を匿ったことで、平泉は鎌倉政権との全面対決を余儀なくされます。頼朝の政治的重圧と朝廷の謀略、平泉の民を守る重責に苦悶する泰衡は苦渋の決断を下すものの、頼朝率いる大軍の前に奥州藤原氏は炎とともに落日を迎えます。

山田 真由

山田 真由

自動車・モビリティライター

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