沼津港にそびえ立つ円柱の衝撃!丸天かき揚げの秘密と実食攻略
初めて目にした客は決まって目を丸くする。まるで巨大な丸太のような円筒形。普通のかき揚げといえば、平たく薄く揚げてサクサク感を出すのがセオリーだ。これほど分厚い塊に、どうやって均一に火を通すのか。生焼けを防ぎつつ、外側を焦がさない方法は存在するのか。
その疑問を解く鍵は、創業者である近藤隆氏が情熱を注いで開発し、特許を取得した専用の揚げ器具にある。穴の開いた特殊なステンレス筒の中に厳選された具材を投入し、高温の油の中で絶妙に対流を起こす。筒の内部で熱が立体的に循環するため、分厚い中心部に至るまで均一に火が通る仕組みだ。老舗「魚河岸丸天」の飽くなき探求心が生んだこの特許製法こそが、唯一無二の立体フォルムを可能にしている。