チャドクガ皮膚炎は人にうつる?家族の二次被害と正しい洗濯・対処法
家庭内での二次被害において、最も被害規模を拡大させやすい温床が「洗濯機での同時洗い」です。知恵袋やSNSなどのコミュニティでも、「夫の庭仕事の服と一緒に洗った子どものパジャマで、家族全員が発疹まみれになった」という悲痛な声が後を絶ちません。
水流と洗剤で洗えば毒針毛が洗い流されると思われがちですが、毒針毛には微細な返り(かえし)がついており、繊維の奥深くに強固に絡みつきます。通常の冷水による水洗いや全自動洗濯機の標準コースでは、針が繊維から外れて水中に浮遊し、同時に洗っている他の家族の衣類、タオル、下着にまんべんなく再付着(クロスコンタミネーション)してしまいます。
さらに恐ろしいのは、洗濯槽内部の糸くずフィルターや洗濯槽壁面に毒針毛が残留し、次回以降の洗濯物へ数週間にわたって被害を及ぼし続けるリスクがある点です。「被害にあった服だけを別にして洗う」あるいは「適切な熱処理を行ってから洗う」ことを徹底しない限り、家庭内での二次被害は防げません。