なぜ韓国大統領は反日に走るのか?歴代政権の罠と構造的真相【2026】

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韓国大統領の反日政策を読み解く上で、避けて通れないのが韓国憲法が定める「大統領の5年単任制(再選禁止)」という制度的要因です。再選がないシステムは独裁の再来を防ぐ目的で1987年の民主化時に導入されましたが、皮肉にもこれが「任期後半の不可避な権力死に体化(レームダック)」を招く元凶となっています。

就任1〜2年目は「組閣の蜜月期」として高い支持率を誇る政権も、3年目を過ぎると後継レースの激化や側近・親族の汚職スキャンダルが噴出し、支持率が20〜30%台へ急落するのが歴代政権の共通パターンです。求心力を失った大統領が、野党からの追及をかわし、分裂した国内世論を一瞬で結束させるための「劇薬」として持ち出すのが、まさに「対日強硬姿勢(反日カード)」に他なりません。

政治心理学において「外敵の創出によるイングループ(内集団)の結束強化」と呼ばれるこの手法は、韓国政治において絶大な効果を発揮してきました。歴史問題において「日本に弱腰」と見なされることは政治的致命傷となる一方、「日本に毅然と立ち向かう強い指導者」を演出することは、保守・革新のイデオロギーを超えて支持率の底割れを防ぐ最後の防波堤として機能してきたのです。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。