なぜ日本だけ配信対象外?おま こくの真相と地域制限解除の裏側
もう一つの大きな壁が、各国の倫理審査機構による「表現規制」だ。オープンワールドRPGの金字塔として知られる『サイバーパンク2077』の発売当時、日本国内版では海外版に存在した過激な人体損壊描写や一部の性的表現に修正が入ったことが大きな議論を呼んだ。こうしたグラフィック表現の変更は、単にCERO(コンピュータエンターテインメントレーティング機構)の基準に合わせるだけでなく、プログラムの書き換えや検証に多大なコストと時間を要する。
さらに、大作SFアクションタイトルなど高い没入感を誇る作品ほど、国内版と海外版の仕様違いが目立つ。開発スタジオとしては「日本の規制に合わせてわざわざ別ビルド(専用データ)を作るくらいなら、最初から日本向け配信を保留する」という判断を下すケースすらある。これが、日本のゲーマーが直面する配信対象外のもう一つの冷徹な現実だ。