Jtフーズ事業再編の裏側!ヒット商品とテーブルマーク統合の全貌

話題沸騰中の Jtフーズ事業再編の裏側!ヒット商品とテーブルマーク統合の全貌について、多角的な視点をご紹介しています。

JTの飲料事業を象徴する存在だったのが缶コーヒーブランドのルーツ(Roots)である。坂口憲二氏らを起用したテレビCMと「男の休息」を象徴する世界観で一世を風靡し、自動販売機網とともに街中に溢れた。だが、自動販売機の設置コスト増大とコンビニコーヒーの台頭が、飲料ビジネスの収益構造を急激に圧迫し始める。

JTグループが下した決断は電撃的だった。飲料事業からの撤退と、ルーツ(Roots)ブランドおよび自動販売機事業のダイドードリンコ株式会社への譲渡である。コア事業への集中を優先する英断であり、自社での抱え込みを捨てて自販機網の強みを持つダイドードリンコへバトンを渡したこのディールは、資本効率を最優先する現代的なM&Aの成功事例として、今なお語り草となっている。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。