岩本卓也:建設3Dプリンタで日本のインフラ危機に挑む若き経営者の軌跡
2020年6月。世界中がコロナウイルスの混乱に包まれる中、岩本卓也はPolyuseを共同創業した。タイミングとしては最悪だったかもしれない。しかし彼の読みは的確だった。
建設現場は三密を避けられない。接触を減らし、少人数で効率的に施工できる技術が求められていた。建設用3Dプリンタは、まさにその答えだった。
Polyuseのビジネスモデルは明確だ。3Dプリンタのハードウェア開発だけでなく、実際の施工サービスまで一貫して提供する。理論だけでなく、現場での実証を重視する姿勢が、顧客からの信頼を獲得した。創業からわずか2年で、同社は国内の建設用3Dプリンタ保有台数において最大規模となる。