[独占追跡]金子祐大が拓くカービングの極致|安定の教職を捨て全日本技術選で躍進を遂げた熱き雪上の闘志

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岐阜県高山市。飛騨山脈の豊かな自然に囲まれたこの地で、金子祐大は幼少期から雪に親しみ育った。厳しい冬の気候と良質なパウダースノーは、彼の滑りに対する感覚を研ぎ澄ます最高の環境となった。小学校で本格的に競技スキーを開始した彼は、瞬く間にその才能を開花させる。

中学、高校、そして大学へと進む過程で、金子は回転(SL)や大回転(GS)といった基礎競技で圧倒的な強さを発揮した。高校時代にはインターハイに出場し、名門の全国学生スキー選手権大会(インカレ)でも複数の種目で上位入賞を果たしている。スピードに対する恐怖心を克服し、ミリ単位のライン取りを要求される競技スキーの修練。この過酷な経験こそが、のちに彼の代名詞となる緻密なエッジング技術の基礎となった。

雪上を豪快に刻む金子祐大のカービングターン
林 結菜

林 結菜

ライフスタイル編集者

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。