熱が出ないインフル急増の謎!隠れ感染の初期症状と2026年対策
「熱がない=軽症だから他人にうつさない」という認識は極めて危険な誤解です。実際のところ、熱なしインフルエンザの感染力は通常の発熱を伴うケースとほとんど変わりません。
ウイルスは気道の粘膜で複製され、咳やくしゃみ、あるいは通常の会話による飛沫やエアロゾルを通じて排出されます。本人が「ただの軽い風邪」と思い込んでマスクを外して出歩くことで、オフィスや公共交通機関でスーパースプレッダー化してしまう構図が全国で相次いでいます。
また、確定診断を受けずに放置するインフルエンザの自然治癒に伴うリスクも軽視できません。適切な抗ウイルス薬の服用や十分な安静を怠ると、ウイルスが気管支や肺の深部へ侵入し、二次性の細菌性肺炎を引き起こす危険性があります。さらに、自己判断で市販の解熱鎮痛薬(特にアスピリンやロキソプロフェンなど)を安易に併用することで、胃腸障害や持病の悪化を招く恐れもあるため、早期の医学的管理が欠かせません。